グラフで見る東海経済(2013年9月)
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2013/09/26
エコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は持ち直しが一服している。海外景気の回復を背景に輸出は持ち直し傾向が続いているものの、 自動車の増産が一服し、設備投資も非製造業を中心に伸び悩んでいる。個人消費は、高額品の好調が続き、 緩やかに持ち直しているが、賃金の持ち直しは緩やかであり、消費者マインドも低下傾向となっている。公共投 資は国・地方とも発注額が増加しているほか、住宅投資も消費増税前で持ち直し傾向が続いている。 今後は、世界経済の回復とともに輸出の緩やかな持ち直しが続くとみられる一方で、自動車の生産水準が 低下すると見込まれる。高額消費は好調だが、消費者マインドは低下しており、消費全体では頭打ちも懸念さ れる。雇用・所得環境への波及も鈍く、景気持ち直しの一服が続く可能性が高い。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中景気の先行き、米国の金融緩和縮小の模索にともなう株価の先行き、TPP交渉の行方

  • 企業活動~設備投資の企業規模や業種における広がり、消費税率引き上げと追加経済対策、米中向け輸出

  • 家計~雇用・所得環境改善の広がり、食品・エネルギー等の物価上昇、株価水準が消費に与える影響


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