グラフで見る東海経済(2013年10月)
全文紹介

2013/10/24
エコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は持ち直しが一服している。スマートフォン向けの電子部品・デバイスの生産が増加しているが、主力の自動車の増産が一服している。海外景気の回復を背景に輸出は持ち直しが続くが、設備投資は伸び悩んでいる。個人消費は、消費者マインドが高水準で推移し高額品消費が好調だが、所得環境の改善が緩やかで消費全体では緩やかな持ち直しに止まっている。公共投資は国の発注を中心に増加基調が続いている。
今後は、輸出の緩やかな持ち直しが続くとみられる一方で、自動車の生産水準が横ばい圏で推移すると見込まれる。高額消費は好調だが、消費者マインドは株価に左右されており、消費全体では頭打ちも懸念される。雇用・所得環境への波及も鈍く、消費増税前の駆け込みまでは景気持ち直しの一服が続く可能性が高い。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中景気の先行き、米国の金融緩和縮小の模索にともなう株価の先行き、TPP交渉の行方

  • 企業活動~設備投資の企業規模や業種における広がり、消費増税前の駆け込み需要、米中向け輸出

  • 家計~雇用・所得環境改善の広がり、食品・エネルギー等の物価上昇、株価水準が消費に与える影響


全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890