グラフで見る東海経済(2013年11月)
全文紹介

2013/11/28
シニアエコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は持ち直しが一服している。生産は、自動車や金属工作機械が増加したが、全体では横ばい圏で推移している。輸出は海外景気の回復を背景に持ち直しが続いている。公共投資は国の発注を中心に増加が続き、住宅投資も持ち直している一方、企業の設備投資は伸び悩んでいる。個人消費は、所得環境の改善を背景に緩やかに持ち直しているが、株価が一時的に調整したこともあり、消費者マインドが悪化している。
今後は、輸出の緩やかな持ち直しが続くが、自動車の生産は年末にかけていったん水準を低下させる見込みである。一方、冬のボーナスが5 年ぶりに増加し、年明け以降は消費増税前の駆け込み需要も顕在化してくるだろう。1 月以降は自動車が増産される計画であり、景気は再び持ち直しの動きを強めるだろう。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中および東南アジアの景気先行き、米FRBの金融政策、中国人民銀行の金融政策

  • 企業活動~設備投資の企業規模や業種における広がり、消費増税前の駆け込み需要、米中向け輸出

  • 家計~雇用・所得環境、食品・エネルギー等の物価上昇、株価水準が消費に与える影響、冬のボーナス商戦


全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890