グラフで見る東海経済(2013年12月)
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2013/12/26
シニアエコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は持ち直しが一服している。輸出は、海外景気の回復を背景に持ち直し傾向が続いているが、生産は、自動車や電子部品・デバイスがマイナスに転じ、全体では、横ばい圏で推移している。企業の設備投資は製造業を中心に増加し、個人消費は、所得環境の改善を背景に緩やかに持ち直している。高額消費も株価上昇の影響を受け堅調を維持している。一方、公共投資は、補正予算による押し上げが一巡して増加が一服し、住宅投資も、消費税率引き上げ前の駆け込み需要がピークを過ぎ、持ち直しが一服している。
今後は、米国向けを中心に輸出の緩やかな持ち直しが続き、1月以降は自動車生産の増加が計画されている。冬のボーナスが5年ぶりに増加し、消費増税前の駆け込み需要が個人消費でも徐々に顕在化してくる。景気は再び持ち直しの動きを強めるだろう。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中および東南アジアの景気先行き、米FRBの金融政策、中国人民銀行の金融政策

  • 企業活動~設備投資の企業規模や業種における広がり、消費増税前の駆け込み需要、米中向け輸出

  • 家計~雇用・所得環境、食品・エネルギー等の物価上昇、株価水準が消費に与える影響


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