グラフで見る東海経済(2014年2月)
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2014/02/25
シニアエコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は持ち直しが一服している。生産は、増税前の駆け込み需要に備えた増産が始まっているが、昨年中は横ばい圏で推移している。個人消費は、所得環境の改善を背景に緩やかに持ち直しており、冬のボーナス増により高額消費の好調が続いている。住宅投資は、契約ベースでの駆け込み需要がピークを過ぎても水準は安定している。一方で、公共投資は、補正予算による公共工事請負額の増加が一巡している。
今後も、生産は年度末近くまで高水準が続く見込みである。設備投資も一定の駆け込み需要が想定される。春闘では定昇に加え、ベアも期待できる情勢から、個人消費も持ち直し傾向が続くだろう。しかし、増税後は、生産や個人消費の反動減が避けられず、輸出が横ばいで推移すると見込まれる中、景気は一時的な低迷が予想されるが、公共投資や設備投資の下支えにより、景気後退局面に入ることは回避できる見込みである。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中および新興国の景気先行き、米FRBの金融政策、新興国の為替相場

  • 企業活動~設備投資の企業規模や業種における広がり、駆け込み需要に対応した生産動向、米中向け輸出

  • 家計~春闘での妥結結果、食品・エネルギー等の物価上昇、増税前の駆け込み需要と増税後の反動減


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