グラフで見る東海経済(2014年4月)
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2014/04/25
シニアエコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は増税前の駆け込み需要もあり持ち直している。輸出は減少傾向が続いており、駆け込み需要に伴う生産の増勢も一服している。しかし、雇用は、求人倍率の上昇に一服感が出ているものの、緩やかな回復が続いており、緩やかな所得増に駆け込み需要も加わって個人消費は持ち直している。一方、住宅投資は徐々に減少しており、公共投資の増加も一服している。
今後は、自動車販売や高額消費を中心に増税後の反動が避けられないが、大企業を中心とした賃上げ率の高まりや夏季賞与の増加など所得面の改善により、消費者マインドの低下に歯止めがかかり、消費の持ち直しが見込まれる。輸出は減少傾向が続くが、設備投資は製造業を中心に増加が見込まれる。公共投資も消費増税に伴う対策による効果が見込まれ、景気は持ち直しを続けるだろう。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中および新興国の景気先行き、日米の金融政策、ウクライナ情勢に伴う為替・株価への影響

  • 企業活動~消費増税後の生産活動の動向、設備投資の企業規模や業種における広がり、米中向け輸出

  • 家計~増税後の駆け込み需要の反動減、食品・エネルギー等の物価上昇、賃金の持ち直し時期


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