グラフで見る東海経済(2014年8月)
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2014/08/26
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


東海経済は駆け込み需要の反動減から回復しているが、一部に弱い動きがみられる。輸出は、6月は増加となったが減少傾向で推移しており、生産も、自動車が減少し、輸送機械全体でも減少となるなど減少傾向にある。一方、雇用は底堅く推移している。個人消費は、夏期賞与の増加など賃金面からの下支え効果もあって、駆け込み需要の反動減からの回復がみられる。住宅投資も新設着工戸数の季調済み年率換算値でみると横ばい圏で推移している。公共投資と設備投資は増加基調で推移している。
先行きについては、生産は、自動車の生産計画が下げ止まりを見込んでいることから、次第に下げ止まってくると見込まれる。輸出も、海外景気が緩慢ながらも回復している中で下げ止まってこよう。消費は、物価上昇による実質所得の下押しが懸念されるものの、賃金や夏季賞与の増加など名目所得の改善により底堅く推移すると見込まれる。公共投資も消費増税に伴う対策による増加が続き、設備投資も増加基調が続こう。東海経済は、足下では一部に弱い動きがみられるものの、持ち直し基調が続くと見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中および新興国の景気先行き、日米欧の金融政策、国際情勢に伴う原油・為替への影響

  • 企業活動~消費増税後、減少傾向にある生産動向、規模・業種別の設備投資の広がり、新興国向け輸出

  • 家計~食品や電気・ガス・ガソリンなどの物価上昇と賃金の持ち直し、実質所得減少の影響


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