グラフで見る東海経済(2014年12月)
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2014/12/25
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


東海経済は、持ち直しの動きがみられる。生産は、年前半は減少傾向にあったが、足下で持ち直しの動きがみられる。実質輸出は、10、11月と2ヶ月連続で前月比減少となったが、均してみると横ばいで推移している。雇用は、失業率が低下し就業者数が増加する中で、常用雇用指数が弱い動きとなっている。個人消費は、賃金面からの下支え効果もあって、駆け込み需要の反動減が一巡したが、その後は、横ばい圏で推移しており、消費増税前の水準に戻っていない。設備投資は、増加が一服している。住宅着工はこのところ減少傾向で推移し、公共投資は増加が一服している。
先行きについては、生産は、自動車が横ばいで推移する中、電子部品・デバイス、はん用・生産用・業務用機械を中心に緩やかな持ち直しが予想される。輸出は、海外景気が緩やかに回復してくる中で次第に持ち直してこよう。消費は、名目賃金が持ち直している中で物価の落ち着きを背景に緩やかな持ち直しが見込まれる。。公共投資は横ばい圏の推移となろうが、設備投資は製造業を中心に増加基調となろう。東海経済は、持ち直してくるが、ペースは緩やかにとどまると見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中および新興国景気の先行き、日米欧の金融政策、国際情勢に伴う原油・為替への影響

  • 企業活動~生産の持ち直しの動きの持続性、規模・業種別の設備投資の広がり、新興国向け輸出動向

  • 政策~14年度補正予算、15年度予算の動向と景気に与える影響

  • 家計~物価上昇と賃金の持ち直しが、実質所得や消費に与える影響。


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