グラフで見る東海経済(2015年2月)
全文紹介

2015/02/26
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


東海経済は、持ち直しの動きがみられる。生産は、在庫が高まるなど懸念材料もあるが、緩やかに持ち直している。実質輸出は、1月に3ヶ月ぶりに前月比増加となり、持ち直しの動きがみられる。雇用は、失業率が低下、就業者数が増加する中で、求人倍率が改善を続けるなど持ち直しの動きがみられるが、常用雇用指数の弱い動きが続いている。個人消費は、賃金面からの下支え効果もあって、駆け込み需要の反動減が一巡した後、横ばい圏で推移している。設備投資は、増加が一服している。住宅着工、公共投資は横ばい圏で推移している。
先行きについては、生産は、自動車が横ばいで推移する中、緩やかな持ち直しを見込むが、電子部品・デバイスを中心に在庫が大幅に増加しており持ち直しの動きが弱まる可能性もある。輸出は、海外景気が緩やかに回復してくる中で次第に持ち直してこよう。消費は、名目賃金が持ち直している中で物価の落ち着きを背景に緩やかに持ち直すと見込まれる。公共投資は横ばい圏の推移が続き、設備投資は製造業を中心に増加基調となろう。東海経済は、持ち直してくるが、ペースは緩やかにとどまると見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中および新興国景気の先行き、日米欧の金融政策、国際情勢に伴う原油・為替への影響

  • 企業活動~生産の持ち直しの動きの持続性、高水準となった在庫の動き、新興国向け輸出動向

  • 政策~15年度予算の動向と景気に与える影響

  • 家計~円安と原油安が消費者物価に与える影響。実質賃金と消費の動向。


全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890