グラフで見る東海経済(2015年7月)
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2015/07/27
調査部 塚田 裕昭 杉本 宗之


【今月の景気判断】


東海経済は、持ち直しの動きが一服している。生産は、14年6月を底にした持ち直しが一服し横ばい圏で推移している。輸出は、5月の実質輸出が2ヶ月連続で減少し、弱含んでいる。雇用は、失業率が低下、就業者数が増加するなど持ち直しの動きがみられるが、有効求人倍率は高水準ながら横ばいとなっている。個人消費は、賃金面からの下支え効果もあって横ばい圏で推移している。設備投資は、大企業において製造業、非製造業ともに増加している。住宅着工は持ち直しの動きがみられ、公共投資は横ばい圏で推移している。先行きについては、生産は、主力の自動車が横ばい圏で推移する中、電子部品・デバイスなどで在庫が高水準となっており、生産を下押しする可能性があるが、全体としては、横ばい圏での推移が見込まれる。輸出は、海外景気の回復が緩やかな中、横ばい圏での推移が見込まれる。消費は、所得環境が持ち直している中で、緩やかに持ち直すと見込まれるが、物価上昇が消費の頭をおさえる可能性がある。公共投資は横ばい圏の推移が続き、設備投資は増加が続くと見込まれる。東海経済は、横ばい圏での推移が続くと見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中および新興国景気の先行き、ギリシア問題、中国株式市場の動向

  • 企業活動~生産、特に減少傾向が続いている電子部品デバイスの生産と高水準の在庫の行方

  • 政策~安倍政権の経済政策・財政再建の行方、伊勢志摩サミット開催の影響

  • 家計~為替と原油価格の先行きと消費者物価に与える影響。実質賃金と消費の動向


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