グラフで見る東海経済(2016年1月)
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2016/01/22
調査部 塚田 裕昭 杉本 宗之


【今月の景気判断】


東海経済は、持ち直しの動きがみられる。生産は、11月に4ヶ月ぶりに低下したが、均してみると持ち直しつつある。輸出も、11月の実質輸出が4ヶ月連続で増加し、11月の名古屋税関管内の輸出額(速報)は前年比+6ヶ月連続で増加するなど、持ち直しつつある。雇用は、失業率、就業者数、求人倍率など、総じて横ばい圏で推移しており、賃金も横ばい圏で推移している。個人消費は、物価の落ち着きによる下支え効果もあって横ばい圏で推移している。設備投資は、大企業において製造業、非製造業ともに増加している。住宅着工は持ち直しが一服し、公共投資は横ばい圏で推移している。先行きについては、生産は、電子部品・デバイスが復調となる他、主力の自動車が当面強含みで推移すると見込まれることから、持ち直しが見込まれる。輸出は、緩やかながらも海外景気の回復が続き、緩やかな持ち直しが見込まれる。消費は、所得環境が変わらない中、横ばい圏での推移が見込まれる。公共投資は横ばい圏で推移し、設備投資は増加が続くと見込まれる。東海経済は、ゆるやかな持ち直しが見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国はじめ新興国経済の減速懸念。米国の利上げペースと新興国通貨安。

  • 企業活動~電子部品デバイスの生産・在庫動向。新型モデル投入後の自動車生産・販売動向。

  • 政策~安倍政権の経済政策・財政再建の行方、追加金融緩和の可能性、伊勢志摩サミット開催の影響

  • 家計~実質賃金の動向と消費行動への影響、マンション傾斜問題の住宅販売への影響


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