グラフで見る東海経済(2016年2月)
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2016/02/23
調査部 塚田 裕昭 杉本 宗之


【今月の景気判断】


東海経済は、持ち直しの動きが一服している。生産は、12月に2ヶ月連続で減少し、持ち直しの動きが一服している。輸出は、12月の実質輸出が5ヶ月ぶりに減少、1月の名古屋税関管内の輸出額(速報)が2ヶ月連続で前年比減少となったが、均してみると持ち直し傾向にある。雇用は、失業率、就業者数、求人倍率など、総じて横ばい圏で推移しており、賃金も横ばい圏で推移している。個人消費は、物価の落ち着きによる下支え効果もあって横ばい圏で推移しているが、一部に弱い動きがみられる。設備投資は、大企業において製造業、非製造業ともに増加している。住宅着工は横ばい圏で推移し、公共投資は弱含んでいる。先行きについては、主力の自動車が当面強含みで推移すると見込まれていたが、爆発事故による工場操業停止が影響し、横ばい圏での推移が見込まれる。輸出は、新興国経済減速の影響もあって横ばい圏での推移が見込まれる。消費は、所得環境が変わらない中、横ばい圏での推移が見込まれる。公共投資は減少傾向で推移し、設備投資は増加が続くと見込まれる。東海経済は、横ばい圏での推移が見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国はじめ新興国経済の減速懸念、米国の利上げペースと新興国通貨安

  • 企業活動~電子部品デバイスの生産・在庫動向、トヨタ工場操業停止の影響、原油安と為替変動の影響

  • 政策~安倍政権の経済政策・財政再建の行方、マイナス金利導入の影響、伊勢志摩サミット開催の影響

  • 家計~実質賃金の動向と消費行動への影響、資産価格変動の影響


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