グラフで見る東海経済(2016年5月)
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2016/05/23
調査部 塚田 裕昭 杉本 宗之


【今月の景気判断】


東海経済は、横ばい圏で推移しているが、一部に弱い動きがみられる。生産は2月に自動車工場の生産停止の影響で大幅に減少した後、3月に増加したが、均してみると弱含んでいる。輸出は、3月の実質輸出が2ヶ月ぶりに増加し、均してみると横ばい圏で推移している。雇用は、失業率、就業者数、求人倍率など、総じて横ばい圏で推移している。賃金は横ばい圏で推移している。個人消費は、物価の落ち着きによる下支え効果もあって横ばい圏で推移しているが、一部に弱い動きがみられる。設備投資は、製造業、非製造業ともに増加している。住宅着工は横ばい圏で推移し、公共投資は下げ止まりの動きがみられる。先行きについては、生産は、主力の自動車が爆発事故や熊本地震等による工場操業停止の影響で振幅するものの、均してみると横ばい圏からやや弱含みでの推移が見込まれる。輸出は、新興国経済減速の影響もあって横ばい圏での推移が見込まれる。消費は、所得環境が変わらない中、横ばい圏での推移が見込まれる。公共投資は目先は横ばい圏で推移し、設備投資は増加が続くと見込まれる。東海経済は、横ばい圏での推移が見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国はじめ新興国経済の減速懸念、米国の利上げペースと新興国通貨安

  • 企業活動~電子部品デバイスの生産・在庫動向、自動車関連の生産動向、原油安と為替変動の影響

  • 政策~消費増税先延ばしの判断、マイナス金利導入の影響、伊勢志摩サミット開催の影響

  • 家計~賃金の改善状況と消費行動への影響、資産価格変動の影響


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