景気ウォッチャー調査(東海地区:2017年12月) ~ 現状判断DIは4ヶ月ぶりに低下 ~
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2018/01/12
調査部 塚田 裕昭 杉本 宗之


○1月12日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の12月の現状判断DI(3ヶ月前と比較しての景気の現状に対する判断 ※季節調整値)は、前月差2.2ポイント低下の53.9と4ヶ月ぶりに低下した。原数値では前月差1.3ポイント上昇の55.0と3ヶ月連続で上昇し、横ばいを示す50を3ヶ月連続で上回った。分野別(原数値)にみると、家計動向関連(小売、飲食、サービス、住宅関連)DIは、同2.4ポイント上昇の52.9と2ヶ月連続で上昇し、横ばいを示す50を2ヶ月連続で上回った。企業動向関連と雇用関連からなるDIは、同0.6ポイント低下の59.5と3ヶ月ぶりに低下したが、横ばいを示す50を13ヶ月連続で上回った(注1)。



12月の先行き判断DI(2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断 ※季節調整値)は、前月差0.2ポイント上昇の54.3と2ヶ月ぶりに上昇した。原数値では前月差0.5ポイント上昇の52.7と2ヶ月ぶりに上昇し、横ばいを示す50を4ヶ月連続で上回った。分野別(原数値)にみると、家計動向関連のウォッチャーによる景気の先行き判断DIは、同0.1ポイント上昇の51.6と2ヶ月ぶりに上昇し、横ばいを示す50を3ヶ月連続で上回った。企業動向・雇用関連のウォッチャーによる景気の先行き判断DIは、同1.5ポイント上昇の55.1と2ヶ月ぶりに上昇し、横ばいを示す50を9ヶ月連続で上回った。



現在の景気の水準自体に対する判断DI(季節調整値)は、12月は前月差1.5ポイント上昇の55.0と2ヶ月連続で上昇した。原数値では前月差4.2ポイント上昇の55.8と2ヶ月連続で上昇し、横ばいを示す50を2ヶ月連続で上回った。分野別(原数値)にみると、家計動向関連のウォッチャーによる景気の水準自体に対する判断DIは、同5.5ポイント上昇の52.9と2ヶ月連続で上昇し、中立を示す50を45ヶ月ぶりに上回った。企業動向・雇用関連のウォッチャーによる景気の水準自体に対する判断DIは、同1.7ポイント上昇の61.8と3ヶ月連続で上昇し、中立を示す50を15ヶ月連続で上回った。



○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方として「緩やかに回復している。先行きについては、人手不足やコストの上昇に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる」とまとめ、現状、先行きともに判断を据え置いた。
(11月のまとめ)「緩やかに回復している。先行きについては、人手不足やコストの上昇に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる」


○東海経済についての東海地区の景気ウォッチャーの見方は「回復基調で推移している。先行きについては、物価や燃料コストの上昇、人手不足などへの懸念もあるが、足下の好調さが持続するとの期待が続いている」とまとめられる。
(11月のまとめ)「回復している。先行きについては、物価や燃料コストの上昇、人手不足などへの懸念もあるが、足下の好調さが持続するとの期待が続いている」


(注1)企業動向関連と雇用関連からなるDI(原数値)は、内閣府HPに掲載されている地域別の各分野合計値から家計動向関連の値を除いた上で、「景気ウォッチャー調査」のDI算出方法に従って当社調査部にて試算した。


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