2011年度東海3県主要集客施設・集客実態調査東海の集客施設、震災と天候不順などの影響で6割の施設で対前年比集客減
全文紹介

2012/05/30
政策研究事業本部 名古屋本部 研究開発部観光・交流・社会資本政策グループ長 主任研究員 田中 三文

三菱UFJファイナンシャル・グループの総合シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区 社長:水野 俊秀)は、「2011年度東海3県主要集客施設・集客実態調査」(東海地方の主要集客施設へのアンケート調査2012年4月実施)により、2011年度(2011年4月~2012年3月)の集客実態を分析しました。

【調査結果の概要】

各施設の集客数

  • 「ナガシマリゾート」(三重県桑名市)が、1,413万人と6年連続でトップ。なばなの里の冬のイルミネーションやジャズドリーム長島の第4期増床オープン効果などもあり過去最高を記録。
  • 2位は、790万人の「刈谷ハイウェイオアシス」(愛知県刈谷市)で、震災の影響と6月の高速道路割引制度終了により、対前年比で3.7%減少したものの依然高い集客力。
  • 3位は、約657万人の「中部国際空港セントレア」(愛知県常滑市)で、大型イベントの強化により対前年比で2.6%増加。
  • 100万人を超えている上位20位までを見ると、13位に名古屋市科学館(名古屋市)、19位にリニア・鉄道館(名古屋市)の2つの施設がランクイン。

対前年比の傾向 ~震災の影響、天候不順の影響により6割が減少~

  • 対前年比の集客数では、68施設中、約6割の43施設(63.2%)が対前年を下回る。
  • 前年を上回った施設においても前年比で5%以上上回った施設がわずかに10施設にとどまっており、全般的には苦戦した1年。
  • 多くの施設が東日本大震災後のキャンセルや出控え、あるいは施設においてはイベントやPRの自粛等によって前半の集客数を減らしたことが主な要因。
  • 1年を通しての天候不順(特に週末の雨天が多かった)や2度の台風の上陸、夏期の猛暑、冬の厳寒などの影響も減少の要因。
  • 逆に対前年を上回った施設において最も注目されるのが、名古屋市科学館。大幅なリニューアルにより、年度後半を閉館していた前年比では3.2倍、それまでの通常年の約60万人と比較しても約2.5倍の集客を実現。
  • その他の対前年増加施設においては、イベント開催が効果をあげたとする施設が多くなっており、イベント開催による魅力増加とPR効果が好結果を生み出している。

 

全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890