英国のプログラミング教育が示唆する日本の課題①
全文紹介

2018/04/12
経営コンサルティング部 [大阪] シニアコンサルタント 奥村 崇生

1. はじめに

 英国(以下、イングランド)* は新教科「コンピューティング」を2013年に設置し、5-14歳を対象として2014年9月から必修化した。コンピューティングはコンピュータの仕組みと活用方法に関する知識・スキルや考え方を幅広く学習する教科であり、プログラミング教育もその一部として位置づけられている。発表当時、各国の教育政策へ大きな影響を与えたことは記憶に新しい。
 そして2017年11月、その3年間の取り組み結果を総括したレポートが同国の王立協会(Royal Society)から発行された。タイトルは”After the reboot : computing education in UK schools (直訳 「再起動のその後:イギリスにおけるコンピューティング学校教育」:以下、報告書)”。 コンピューティング教育の各種課題とその対応策が示されており、日本のプログラミング教育を考える上でも非常に示唆に富んだ内容となっている。
 その概要を紹介するとともに、日英が置かれた状況の違いをふまえて日本のプログラミング教育が参考とすべき点を明らかにしたい。第1回となる本稿では、イングランドにおけるプログラミング教育の概要と、報告書で指摘された主な課題を紹介する。
* 英国はイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4地域から構成されるが、本稿では特段の説明がない
 限り標題の「英国」、本文中の「イングランド」の両方についてイングランド地域を指す。....(続きは全文紹介をご覧ください)

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