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コモディティ・レポート(2020年10~12月)

2021/01/20
調査部
芥田 知至

Ⅰ.コモディティ市況全般:再び騰勢強まる

ドル建て国際商品市況全般の動向を示すロイター・コアコモディティーCRB指数は、2020年4月21日に現行指数で遡及できる1994年以降で最低を記録した後、2021年1月14日には1年ぶりの高値をつけた。新型コロナの感染拡大への懸念もあり、高値警戒感が生じつつあるが、基本的には、原油や銅などコモディティ相場は世界景気回復とともに上昇傾向が見込まれる。

Ⅱ.エネルギー市況:ブレントは57ドル台、WTIは54ドル近くまで上昇

国際指標とされるブレント原油は、2021年1月5日にOPECプラスが協調減産をおおむね現状維持とし、サウジアラビアが日量100万バレルの自主減産を行うとしたことを受けて上昇し、1月13日には57.42ドルをつけた。もっとも、新型コロナ感染拡大への懸念などから、目先の原油相場は調整含みと思われる。

Ⅲ.ベースメタル市況:上昇して一時8,200ドル超と8年ぶりの高値

銅相場は、2021年1月8日に8,238ドルと2013年2月以来の高値をつけた。巨額の財政支出を受けたインフレ期待、米新政権のグリーン政策、電気自動車の普及、中国景気の拡大などを背景とした需要増加観測に支援されており、さらに上値を追う可能性もある。

Ⅳ.貴金属市況:11月末をボトムに持ち直し

金相場は、2020年11月30日に1,764.29ドルと5カ月ぶりの安値をつけた後、2021年1月に入って一時1,900ドル台半ばまで持ち直したが、足元は1,800ドル台前半で推移している。米長期金利の上昇が弱材料だが、感染拡大、米財政支出の増加などを背景に上値を探る展開が予想される。

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調査部
主任研究員
芥田 知至

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