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日銀短観(2013年9月調査)結果

2013/10/01
調査部

大企業製造業の景況感は3四半期連続で改善

本日発表された日銀短観(9月調査)では、大企業製造業の業況判断DI(「良い」-「悪い」)は前回調査から8ポイント上昇の12となり、2008年3月調査以来の高水準となった。3四半期連続で改善し、安倍首相が消費税率引上げを最終的に判断するには有利な結果であったといえよう。内外景気の持ち直しを背景に、生産の増加傾向が続いていることを受けて、幅広い業種で景況感は改善している。とくに、最近になって需要が持ち直してきた「電気機械」では前回調査から+13ポイントと大きく上昇した。また、円安の恩恵を受けやすい「自動車」では、前回調査では先行き悪化を見込んでいたが、業況は大幅な改善が続き、水準はさらに高まった。

先行きの業況判断DIは-1ポイントの11と悪化に転じている。これまで好調が続いてきた「自動車」では、もともと先行きに対して慎重な姿勢を示す傾向があるが、円安による採算改善の効果が一巡することもあって、-14ポイントと大幅な低下を見込んでいる。

大企業非製造業の業況判断DIは前回調査から2ポイント上昇の14と、製造業と比べ上昇幅は小幅にとどまったものの、景況感の改善が続いた。「建設」では、公共投資や住宅投資の増加を受けて業況は比較的大きく改善している。先行きについては、景気は持ち直しの動きが続くとみられるものの、景況感は水準が既に高いこともあって横ばいにとどまっている。

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