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グラフで見る景気予報(2009年6月)

2009/06/04

今月の景気判断

景気の急速な悪化が一服している。世界経済の悪化を背景に輸出や生産の大幅な減少が続いていたが、在庫調整の進展や中国向け需要の持ち直しを受けて、ようやく下げ止まってきた。一方、景気の現状は依然として厳しい。設備投資は収益の悪化に設備過剰感も加わり大幅な減少が続き、雇用や賃金環境が急速に悪化する中で個人消費は減少している。また、住宅着工も極めて低い水準となっている。景気下げ止まりの動きに各国の経済対策効果も加わって景気の持ち直しが期待される一方で、世界の金融・住宅市場の混乱や国内の設備や雇用の過剰問題が景気回復を抑える要因となっている。

当面の注目材料

  • 世界景気~金融危機も影響した世界景気の大幅な悪化と経済対策の効果も加わった改善の兆し
  • 企業活動~在庫調整の進展による生産下げ止まりの動き。企業収益の低迷と設備・雇用の過剰問題
  • 家計~生産や企業収益の低迷により急速に悪化する雇用・所得環境と政府の雇用対策
  • 政治・金融~経済危機対策の効果と財政悪化懸念。今年度も続く資金繰りの厳しさと政府・日銀の対策

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