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グラフで見る景気予報(2010年11月)

2010/11/02

今月の景気判断

景気回復の動きが一服している。年度下期に入って、政策効果により持ち直してきた個人消費に反動減の動きが出てきている。さらに、海外景気の回復の勢いが鈍化し、輸出の増勢が鈍っている。こうした動きを受けて生産も弱含みで推移しているうえ、公共投資は減少が続いている。設備投資が増加に転じ、住宅着工も持ち直しているが、いずれも伸びは弱い。2010年度下期中は、個人消費の低迷と、生産も弱含みの動きが続くと予想され、景気は踊り場に入る可能性がある。ただし、企業業績の改善と雇用・所得の持ち直しが続くことに加え、海外経済の回復継続を背景に輸出は底堅さを維持すると見込まれ、景気が失速することは回避されよう。

当面の注目材料

  • 世界景気~世界景気の回復力の強さとその持続性、財政危機をきっかけとした欧州諸国の信用不安
  • 企業活動~円高の輸出、企業業績への影響と、デフレなどのマイナス要因の行方
  • 家計~雇用・所得環境の持ち直しの動きと政策効果剥落後の個人消費の動向
  • 政治・金融~景気対策の効果と財政悪化懸念の行方。各国の金融緩和政策と為替相場への影響

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