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グラフで見る景気予報(2011年1月)

2011/01/06

今月の景気判断

景気は踊り場に入っている。政策効果で押し上げられた個人消費に反動減の動きが出ているうえ、海外景気の回復の勢いが鈍化し、輸出の増勢が鈍っている。設備投資が増加に転じ、住宅着工も持ち直しているが、いずれも伸びは弱い。また、公共投資は減少が続いている。2010年度下期中は、個人消費が低迷し、企業業績の改善の動きも一時的に弱まるため、景気は踊り場の状態が続く可能性が高い。ただし、海外景気の回復継続を背景に輸出がしだいに底堅さを取り戻すことが期待され、さらに生産も下げ止まっていることから、景気が失速することは回避されよう。雇用・所得の改善が続いていることも、個人消費を下支えする見込みである。

当面の注目材料

  • 世界景気~世界景気の回復力の強さとその持続性、財政危機をきっかけとした欧州諸国の信用不安の再燃
  • 企業活動~円高、国際商品市況の上昇、デフレなどの企業業績への影響
  • 家計~雇用・所得環境の持ち直しの動きと政策効果剥落後の個人消費の動向
  • 政治・金融~各国の金融政策と為替相場への影響。新年度予算の審議と財政悪化懸念の行方

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