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グラフで見る景気予報(2011年3月)

2011/03/03

今月の景気判断

景気は踊り場を抜け出し、回復軌道に戻りつつある。政策効果で押し上げられた個人消費に反動減の動きがあるものの、海外景気の回復が続き、輸出や生産が持ち直している。また、伸びは弱いながら設備投資、住宅着工は増加基調にあり、雇用・賃金は緩やかな改善傾向にある。一方、公共投資は減少している。今後は、個人消費に反動減の影響が残り、企業業績の改善の動きが一時的に弱まる可能性があるものの、海外景気の回復継続を背景に輸出、生産が増加基調で推移すると予想され、景気は回復の動きを強めていく見込みである。ただし、国際商品市況の高騰とそれを受けての世界景気の減速リスクには注意が必要である。

当面の注目材料

  • 世界景気~国際商品市況高騰の世界景気への影響、欧州諸国の財政危機の再燃リスク、中東情勢の行方
  • 企業活動~円高、国際商品市況の高騰、川上のインフレ圧力の高まりなどの企業業績への影響
  • 家計~雇用・所得環境の持ち直しの動きと政策効果剥落後の個人消費の動向
  • 政治・金融~各国のインフレ懸念と金融政策の動向。新年度予算の審議と財政悪化懸念の行方

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