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日銀短観(2020年6月調査)予測

2020/06/17
調査部
小林 真一郎、 丸山 健太

○7月1日に公表される日銀短観(2020年6月調査)の業況判断DI(最近)は、大企業製造業では、前回調査(2020年3月調査)から23ポイント悪化の-31と、新型コロナウイルスの感染拡大が大きく影響し、6四半期連続で悪化すると予測する。先行きについては、感染抑制と経済活動の均衡を探るフェーズに移行したことで、足元が景気の底だとの認識が支配的となりつつあり、7ポイント改善の-24となろう。

○大企業非製造業の業況判断DI(最近)は前回調査から17ポイント悪化の-9になると予測する。前回調査で急激に悪化した宿泊・飲食サービスをはじめ、新型コロナウイルスの影響で需要が激減したサービス関連業種を中心に悪化が続こう。先行きについては、製造業と同様に改善するも、一部に需要が遅れて落ち込む業種があるため、2ポイント改善の-7と、改善は小幅にとどまろう。

○中小企業の業況判断DI(最近)は、製造業では前回調査から33ポイント悪化の-48に、非製造業でも28ポイント悪化の-29になると予測する。先行きは、製造業で5ポイント改善の-43、非製造業でも2ポイント改善の-27となろう。中小企業は収益力が弱いことから、大企業と比べてコロナ禍によって受ける打撃がより大きく、先行きについてもより慎重な姿勢にあると考えられる。

○2020年度の設備投資計画は、6月調査で大きく上方修正されるケースが多い中、新型コロナウイルス感染拡大が企業業績を下押しし、将来の不透明感を高めており、例年よりも弱い修正幅にとどまろう。ただし、景気に左右されにくい省力化投資などに下支えされ、プラス成長は維持されよう。・・・(続きは全文紹介をご覧ください)

調査部
主席研究員
小林 真一郎
調査部
研究員
丸山 健太

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