経営戦略
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東海経済は、持ち直しの動きが一服している。生産は、12月に2ヶ月連続で減少し、持ち直しの動きが一服している。輸出は、12月の実質輸出が5ヶ月ぶりに減少、1月の名古屋税関管内の輸出額(速報)が2ヶ月連続で前年比減少となったが、均してみると持ち直し傾向にある。雇用は、失業率、就業者数、求人倍率など、総じて横ばい圏で推移しており、賃金も横ばい圏で推移している。個人消費は、物価の落ち着きによる下支え効果もあって横ばい圏で推移しているが、一部に弱い動きがみられる。設備投資は、大企業において製造業、非製造業ともに増加している。住宅着工は横ばい圏で推移し、公共投資は弱含んでいる。先行きについては、主力の自動車が当面強含みで推移すると見込まれていたが、爆発事故による工場操業停止が影響し、横ばい圏での推移が見込まれる。輸出は、新興国経済減速の影響もあって横ばい圏での推移が見込まれる。消費は、所得環境が変わらない中、横ばい圏での推移が見込まれる。公共投資は減少傾向で推移し、設備投資は増加が続くと見込まれる。東海経済は、横ばい圏での推移が見込まれる。