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対談:和地孝 氏(テルモ株式会社代表取締役会長)/中谷巌 理事長「グローバリゼーション3.0における日本型経営とは」

2008/07/01

 本稿は、テルモ株式会社の代表取締役会長である和地孝(わち・たかし)氏と、当社理事長・中谷巌の対談である。
 和地氏は1989年に、メインバンクの取締役としての立場からテルモに招かれて転出された。テルモは、1921年に北里柴三郎博士をはじめとした医学者が発起人となり、優良な体温計の国産化をめざして設立された「赤線検温器株式会社」がその前身の会社である。現在では、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもとに、世界初のホローファイバー型人工肺や、日本初の各種使い切り医療機器など、人々の健康に役立つさまざまな製品を、世界160カ国以上で提供している。
 しかし、和地氏が入社した当時のテルモは連続赤字の会社であった。そこで和地氏は、リストラや成果主義ではなく、日本的風土に根ざした「人を大切にする経営」により、14期連続増収、8期連続増益を成し遂げる企業にテルモを再生した。
 和地氏は2004年よりテルモの代表取締役会長となられているほか、日本医療機器産業連合会会長、日本医療器材工業会会長、日本経済団体連合会常任理事を務めておられる。また、2004年度には、「ミッション経営大賞」(ミッション経営研究会)および「財界経営者賞」(財界研究所)を受賞されている。
 この対談においては、このようなテルモでの実践を踏まえて、日本企業がグローバリゼーション3.0に対応していくうえで、どのようなことがポイントとなるのかということを中心としてお二人に語っていただいた。

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