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イノベーションに貢献するコミュニケーションとは何か?

2013/08/02
大島 誠

イノベーションによる付加価値の高い製品・サービスの提供は企業存続のための 切り札のひとつである。

筆者は数多くの経営者の実践事例をヒアリングするなかで、イノベーションを促 進する効果的なコミュニケーションの実現の方法があることに気づいた。

1)イノベーションはもともと時間がかかるという特質があるが、それを織り込 んだ組織を生み出すうえでリーダー(経営者)が決定的に重要である

2)オペレーションに必要な管理主体のコミュニケーションはイノベーションと の相性が悪い

3)イノベーションの加速には、担当者の自発性・やる気に基づく市場とお客さ まの観察力が極めて重要であり、「やらされ仕事」から「やりたい仕事」への仕事観のシフトも必要

4)観察力の前提には、担当業務の専門的知識・経験を持つ人材が必要

5)リーダー(経営者)は自己開示を行うこと、担当に仕事を任せたら、本当に任せ、褒めること

6)リーダー(経営者)は「お客さまの役に立つことを優先しなさい」という軸を決してぶらさない

以上の実践には、「人間は案外保守的で、新商品・サービスに飛びつくわけではない」という認識も必要であ る。

そのような情報化社会で発信力を高めるためには、どれだけメリットを分かりやすく伝えられるかがポイン トであり、お客さまの声を知っている企業が有利になる。

国際情報営業部
部付部長
大島 誠

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