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ホワイトカラーにおける働き方改革の要諦

~ブルーカラーとの対比から~

2017/12/26
塚田 聡

近年、職場における働き方改革が世間の大きな注目を集めている。職場における働き方改革には、生産性向上を通じた労働時間の適正化と、働き方の柔軟化の2つの方向性がある。特に日本では、雇用者のおよそ7割を占めるホワイトカラーの生産性が低いとされており、働き方改革が効果を挙げるためにはホワイトカラーの生産性向上が不可欠である。

働き方改革・生産性向上の取り組みを始めている企業は多くあるものの、その効果を実感できていない企業や労働者も少なくない。その原因のひとつとして、現在の取り組みがホワイトカラーの働き方の特徴を十分に踏まえていないことが考えられる。

ホワイトカラーの働き方は、ブルーカラーに比べて多様で自律的な働き方を求められるという特徴がある。ホワイトカラーの働き方改革においては、このような特徴を踏まえ、各社員の裁量に応じた時間意識向上の仕掛けを行うことや、会議のやり方や資料作成のルール等、各部門に共通する非本来業務において、小さな成功体験を積み重ねることが重要である。また、働き方の柔軟化に向けて、テレワーク等、新しい働き方を一部の部署で試行し、効果を検証した後で全社に水平展開していくことも有効である。

共生社会部
主任研究員
塚田 聡

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