政策・経営研究39号最終
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TPPの概要と日本経済への影響19スイス等とFTAを締結している。日本は、ASEANやインド以外に、メキシコ等の中南米諸国とEPAを締結しているほか、オーストラリアとのEPAが2015年に発効した。ただし、日本のEPA締結国の多くは、ASEANやオーストラリアを除けば、日本との貿易額が小さな国が多いことから、日本のFTAカバー率は2割程度にとどまっている。TPPが発効すれば、日本にとって貿易額が大きな米国が加わることから、FTAカバー率は4割に上昇することになる(図表2)。(3)交渉が進むメガFTAアジア太平洋地域では、二国間・地域でのFTAの締結が活発に行われていると同時に、複数国が参加するFTA図表1 世界におけるFTA/EPAの発効数図表2 日本のFTAカバー率注:WTOに通報されているもののうち現在発効中のもの。2016年4月時点。出所:WTO RTA databaseより作成注:2015年の貿易額に基づく出所:財務省「貿易統計」より作成

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