○日本政府観光局（JNTO）「訪日外客数・出国日本人数」、観光庁「訪日外国人 消費動向調査（2018 年確報）」をもとに、地域別訪日外国人数、インバウンド消 費額を推計した。

○2018 年10-12 月期に関西を訪れた外国人数は前年比＋4.3％の317 万人と推計され、関空閉鎖の影響でマイナスとなった7-9 月期から再び増加に転じた。

○同期の関西でのインバウンド消費額は前年比＋11.2％の3,362 億円と推計され、 こちらも増加に転じた（ただし、前年比については、統計の取り方の変更により 単純な比較はできない）。

○同期の関西での一人当たり消費額（消費単価）は、10.6 万円と推計される。

○2018 年に関西を訪れた外国人数は前年比＋2.8％の1,241 万人と推計される。これまで前年比2 桁増を続けてきたが、9 月の関空閉鎖の影響もあって伸び率は大幅に鈍化した。

○同年の関西でのインバウンド消費額は前年比＋5.8％の1 兆2,275 億円と推計される。

○同年の関西での一人当たり消費額（消費単価）は、9.9 万円と推計される。