ドイツの停滞をカバーする南欧経済~良好なエネルギー事情と観光業の回復が好調の理由

2024/04/10 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済
金融
  • ドイツ経済の停滞をよそに、南欧経済が好調である。かつてGIPSと称された南欧諸国の実質GDPは、いずれの国もコロナショック前の2019年の水準を相応に超えている。
  • エネルギー事情が比較的良好であることに加えて、コロナショック後に観光業が順調に回復したことが、南欧経済が好調な理由となっている。
  • とはいえ南欧諸国を取り巻く環境は、潜在成長力の高かった2000年代と大いに異なるため、南欧経済がヨーロッパ経済を本格的にけん引するまでには至らないだろう。

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