欧州景気概況(2023年6月)

2023/06/02 土田 陽介
米国・欧州主要国の景気概況
海外マクロ経済
金融

ユーロ圏景気は足踏みしている、英国景気は足踏みしている

ユーロ圏の1-3月期の実質GDP(改定値)は前期比+0.1%とほぼ横ばい。一方で、景気の方向を示す景況感指数は、最新5月が96.5と前月(99.0)から下振れした。企業の景況感が、製造業・サービス業を問わずに悪化した。

英国の1-3月期の実質GDP(速報値)は前期比+0.1%と2四半期連続で同じ伸び率となった。主要な需要項目の動きを確認すると、設備消費が増加して景気を下支えした一方で、個人消費が横ばいとなり、輸出が減少して景気を下押ししした。一方、3月の月次実質GDPは前月比▲0.2%となり、均した動きは足踏み。

続きは全文紹介をご覧ください。

執筆者

facebook x In

テーマ・タグから見つける

テーマを選択いただくと、該当するタグが表示され、レポート・コラムを絞り込むことができます。