就労支援データワークプラットフォーム

概要

デジタル田園都市国家構想が推進され、また、企業のAI活用・DXが進展する昨今、企業や自治体は、デジタル人材の確保や体制の構築など、立ち上げ・継続の様々な課題に取り組んでいます。一方、全国には約4千の就労継続支援A型事業所があり、様々な適性を持った方が仕事をしています。
事業所の多くはものづくりや清掃等の作業が中心ですが、新たな選択肢として、データハンドリングを通じて、地域や企業のDXを担う人材育成と実務に取り組んでいます。これからのAI時代の地域創生に必要なデータ開発を、地域の就労支援に繋げ、付加価値の高い仕事にしていくことで、企業や地域の課題解決に取り組んでいます。

私たちの取り組みの強み

様々な領域で、人間の認知や行動の理解に基づいた「人間中心設計」のアプローチで取り組みを行っています。データワークの取り組みにおいても、データワークを行う利用者の皆様、事業所で利用者を支援する職業指導員の体験設計を重視しています。
福祉事業である就労継続支援事業所において、職業指導員がAIやデータになじみがなくても参画し、利用者が安心して働けるよう、作業の構造化やガイドライン化、データチェックなどは、プラットフォームから提供あるいは分業してできる仕組みを構築しています。また、心理的安全性を重視し、作業前のトライアル環境の提供、作業中に参照できる明確なマニュアルや作業ディレクションの提供、納品チェックの実施など一連のプロセスをプラットフォームとしてサポートしています。

体制

青森県八戸市にある株式会社はちのへ東奥朝日ソリューション及び、一般社団法人データワークサポートと連携して、2021年よりAI等を活用した製品・サービス開発や地域課題解決において今後需要が見込まれるデータ開発・分析等関連業務(以下、地域AIデータワーク)を就労継続支援事業に導入するためのプラットフォームの構築と普及を推進しています。
https://www.murc.jp/news/information/news_211122/

実績のご紹介(一部)