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REPORT No.38

第4期LEAP OVER 「中間報告会」を開催しました

2021/02/01

協力自治体・パートナー企業のご支援もあり、各チームともユーザーのインサイト抽出やソリューションの磨き込みなど、進捗が見られました。特にシード期のスタートアップにとって重要となる「ユーザーの課題」と「課題を解決するソリューション」「課題とソリューションのセットの正しさを証明するPoCが実現できているか」の点を中心に、進捗発表が進んでいきます。

2月1日に、プログラムのオフィシャルイベント中間報告会を開催しました。
各チームがあるべき姿の実現に向け、本プログラムでのPoCがその第一歩となるようなアクションを取っていました。遂に、LEAPDAYまで残り46日!当日の模様をお伝えします。
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「飛び越えろ」の掛け声に合わせた集合写真

株式会社Acompany

ユーザーニーズの絞り込みに成功!
ソリューションの内容や見せ方をさらに磨きこむ

ユーザー目線で課題の検証を行った際、機密情報の「漏洩リスク」を懸念していることを捉えました。今後、ユーザーが導入を検討するうえでの基準を、三谷産業様のご支援をいただき作成を進めます。今後はソリューションのスペックや見せ方をブラッシュアップし、LEAPDAYではPoCが完了した結果、どのような検証ができ、アクションに繋げることができたかを発表いただきます。

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株式会社Laura

各業界から好反応!今後の連携可能性や屋外広告の可能性を見出す

プレスリリースに対し、50件程度の問い合わせがあり、タクシー会社をはじめ、広告代理店、新規事業担当からの引き合いがある等、今後の事業の発展性を感じさせます。
また、協力自治体の八幡平市様からも、屋外広告の効果測定への実現性に期待の声をいただきました。今後は、既存にはない新しいPR方法としてユーザーに企画を提案していく際のシナリオを磨き、LEAPDAYでは今後の受注に向けた計画も発表いただく予定です。
複数車両への一斉配信によりエリア・時間帯をジャックしていく等、屋外広告の展望が語られました。

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株式会社MORY

リサーチにより各地域のニーズ把握や開発項目の明確化を図る

協力自治体の滝沢市様よりマーケティングリサーチのご協力をいただき、都内の潜在ユーザーの関与度の把握、開発項目の明確化・製品認知に繋がったという成果報告がありました。自社のミッション実現に向けて、改めて、ユーザーヒアリングからインサイトを絞り込み、今後のプロダクトの必須機能の選定へと歩みを進めます。

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株式会社TransRecog

インタビューを通じ課題の質を高め、教育現場でのPoCを実施する

現場の教員の方へのインタビューを通じ、当初の課題仮説であった教員の方々の負荷軽減から、実施した授業に見合ったツールが存在しないことへとインサイトを捉えました。
今月に佐賀県の中学校にて、「科学」の授業における中和検定や計算問題を想定し、PoCを実施予定です。先生たちが必要としている「生徒の興味を喚起するソリューション」を開発し、「自ら考え抜ける子供たちを育成する」ことの実現に向け、歩みを進めます。現場の先生方を巻き込み、教育の新しい方向性を示していきます。協力自治体やパートナー企業のご支援もいただき、全国に伝播させていくことを目指します。

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Rader Lab株式会社

プロダクト開発が進み、PoCに向け協力自治体からも期待の声をいただく

市民による身近な安全を可視化するため、データがどのように集まり意思決定に繋がるのかを実証するPoCを目指します。プロダクトも磨き上げ、ユーザーの検証対象として、積極的に地域改善にかかわっている住民層(自治会や地域ボランティア)を設定しました。今月PoCを実施し、どういう粒度のレポートがあがってくるのかを検証します。協力自治体北九州市様からも、自治会が積極的に動き気づいている事柄を行政にあげる手段として興味深い取り組みと好評いただきました。滝沢市様からは、課題の優先順位を地域の方々が決めるという仕組みに発展可能性があると、各地域に波及していくことへの期待を頂きました。

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株式会社Dynave

パートナー企業と連携し、サービス間のAPI連携を実現したシステム構築を目指す

パートナー企業である三谷産業様からご支援いただきながら三谷産業様の「POWER EGG」との連携および金融機関が持つチャネルへの開拓を目指します。ヒアリングしたユーザーからは、ソリューションに対するフィードバックを頂き改善を図り、プロダクトデモに向けて着々と進めています。ユーザーとなる金融機関にとって課題である、融資後のモニタリングや各社の特性を捉えた価値提案ができるよう戦略を考えていきます。PoCでは、金融機関の業務フローと必要な情報の精度を確認する方向性で進め、LEAPDAYでは、サービス間のAPI連携の実現を目指します。

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ご参加頂いた皆様、ご協力いただきましてありがとうございました。
3/19LEAP DAYに向け、一層加速して参ります。

※上記内容は2021/2/1時点での情報です