8月17日に内閣府から公表される予定の2015年4~6月期の実質GDP成長率は、前期比-0.3%(年率換算-1.4%)と3四半期ぶりにマイナス成長となったと見込まれる。
個人消費は、雇用・所得環境は改善傾向にあるものの、天候不順などの影響により、前期比では4四半期ぶりにマイナスとなったと予想される。設備投資は、企業業績が改善していることを受けて増加が続いたが、増加幅は小幅となる見込みである。公共投資は2014年度補正予算が執行されたことなどから前期比で増加したと考えられる。外需寄与度は、輸出、輸入とも減少したが、輸出の落ち込みが大きく、前期に続いてマイナスとなったとみられる。
名目GDPは前期比+0.2%(年率換算+0.8%)、GDPデフレーターは前年同期比+2.1%と予想する。
テーマ・タグから見つける
テーマ・タグから見つける
テーマを選択いただくと、該当するタグが表示され、レポート・コラムを絞り込むことができます。
テーマ
テーマ