2016年8月の機械受注統計の結果

2016/10/12 中田 一良
主要経済指標

○8月の民需(船舶・電力を除く)の動向

機械受注統計の中で、設備投資の先行指標として注目される民需(船舶・電力を除く)は、8月は前月比-2.2%と3か月ぶりに減少したが、基調としては持ち直しの動きがみられる(図表1)。内閣府が8月にまとめた7~9月期の見通しは前期比+5.2%であるが、この見通しは、9月に前月比-8.9%と減少しても達成できることになる。

民需(船舶・電力を除く)の内訳をみると、製造業は前月比-4.0%、非製造業(船舶・電力を除く)は同-1.9%といずれも3か月ぶりに減少した。 ....(続きは全文紹介をご覧ください)

図表1 民需(船舶・電力を除く)の推移

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