TPP(Trans-Pacific Partnership、環太平洋パートナーシップ)協定は、チリ、ニュージーランド、シンガポール、ブルネイの4か国が締結したEPA(Economic Partnership Agreement、経済連携協定)を母体とするものであり、2010年に米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアが交渉に参加した。その後、メキシコ、カナダ、日本が参加し、12か国で交渉が行われてきた。TPP交渉参加12か国のGDP(2016年時点)の合計は約29兆ドルであり、世界のGDPの約4割(米国を除く11か国では13.5%)を占める。
TPPには、経済構造や経済発展段階が異なる国が参加し、各国の利害が複雑に交錯していたことから、交渉は難航したものの、2015年10月に大筋合意に達した。そして、2016年2月には12か国が参加し、ニュージーランドで署名が行われた。 TPPの特徴は、....(続きは全文紹介をご覧ください)
(当社発行『GLOBAL Angle』2018.4より転載)
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