第8回 HRテクノロジー大賞「地方活性賞」を受賞「AI・DXのデータ開発を各地の就労支援事業所連携で行う、作業者視点の業務ディレクションとマッチングを目指した就労支援データワークプラットフォーム」

2023/08/01

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田 雅一)が、株式会社はちのへ東奥朝日ソリューション (本社:青森県八戸市、代表取締役:亀橋 進)および一般社団法人データワークサポート(本社:青森県八戸市、理事長:大平 透)とともに取り組む「AI・DXのデータ開発を各地の就労支援事業所連携で行う、作業者視点の業務ディレクションとマッチングを目指した就労支援データワークプラットフォーム」が今般、経済産業省等が後援する「第8回 HRテクノロジー大賞」の地方活性賞を受賞しました。

本取り組みは、AI等を活用した製品・サービス開発や地域課題解決において今後需要が見込まれるデータ開発・分析等関連業務(以下、地域AIデータワーク)を就労継続支援事業に導入するためのプラットフォームの構築と普及を推進すべく、三者で共創してきたものです。地域AIデータワークにおける自治体および就労継続支援施設との連携を通じて、地域の未活用労働の活用と地域価値向上に貢献していきます。

1.HRテクノロジー大賞の概要と当社サービスの受賞理由

HRテクノロジー大賞は、日本のHRテクノロジー、人事ビッグデータ(アナリティクス)の優れた取り組みを表彰するアワードで、今年度で第8回の開催を迎えています。

社会、経済の変化が激しい現代において、企業人事は、率先して変革を推進する主体であるとともに、事業部門のビジネス・パートナーとして、ビジネスに貢献することが求められています。また、「ESG経営」が注目される昨今、企業の業績や生産性向上に人事がどのように貢献しているかを見える化し、「人的資本」に関する具体的なエビデンス・データを投資家や経営陣に開示する取り組みが、より一層求められるようになってきました。HRテクノロジー大賞は日本のHRテクノロジー、人事ビッグデータ(アナリティクス)の優れた取り組みを表彰することで、この分野の進化発展に寄与することを目的としています。

HRテクノロジー大賞

第8回HRテクノロジー大賞HP : https://hr-souken.jp/hrtech_award/
後援 : 経済産業省、産業技術総合研究所、情報処理推進機構、中小企業基盤整備機構、
株式会社東洋経済新報社、株式会社ビジネスパブリッシング、HRテクノロジーコンソーシアム、
HR総研(ProFuture株式会社)

「AI・DXのデータ開発を各地の就労支援事業所連携で行う、作業者視点の業務ディレクションとマッチングを目指した就労支援データワークプラットフォーム」は以下のポイントが評価され、地方活性賞を受賞いたしました。

利用者の特性に合わせた業務の提供と、データワークの構造化やガイドライン化、サポート体制の整備により、障がい者の選択肢を広げるとともに、各地のデジタル人材確保を支援し、地方活性化にも寄与する優れたサービスである点

2.「AI・DXのデータ開発を各地の就労支援事業所連携で行う、作業者視点の業務ディレクションとマッチングを目指した就労支援データワークプラットフォーム」の概要

データに関する業務(データワーク)を希望する就労継続支援A型事業所が参画し、AI導入やDXを進める企業や自治体からデータワークを受託・実施するプラットフォームです。

データワークには画像・音声・映像・数値データ等に関するさまざまな業務があるため、利用者が自身の特性にあった業務を行えるよう、特性評価や作業実績データを蓄積し、業務とのマッチングに活用することを目的としています。
各就労継続支援A型事業所の職業指導員がデータワークになじみがなくても参画できるよう、作業の構造化やガイドライン化、データチェックなどは、プラットフォームから提供あるいは分業してできる仕組みを構築。また、作業前のトライアル環境の提供、作業中に参照できる明確なマニュアルや作業ディレクションの提供により、心理的安全性を重視したワークのデザインと、納品チェックの実施などによる品質の担保等、一連のプロセスをプラットフォームとして提供し、サポートしています。

本プラットフォームの詳細については、こちらをご覧ください。

本件に関するお問い合わせ

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
ココロミルラボ
〒105-8501 東京都港区虎ノ門5-11-2オランダヒルズ森タワー
E-mail : kokoromill@murc.jp

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