AINQA Health Pte. Ltd.との覚書締結についてAI等の先端技術を活用した感染症対策に関する協力

2021/04/22

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三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村林 聡、以下、MURC)は、AINQA Health Pte. Ltd.(本部:シンガポール、CEO: Kanagasingam Kathirkama Thamby、以下、AINQA)との間において、低・中所得国におけるAI(人工知能)等の先端技術を活用した感染症対策について連携して取り組むべく、2021年4月13日付で覚書を締結いたしました。両社は、双方の知見や専門性、ネットワークを活かして新たな案件形成や実証事業に取り組み、グローバルヘルス(国際保健)の推進に貢献してまいります。

1.趣旨・概要

今般、全世界で新型コロナウイルス感染症の流行が拡大し、感染症対策が世界的に取り組むべき大きな課題のひとつとなっているなかで、感染症のリスクを低減し、世界中の人々の健康を守るために、先端技術を活用した革新的な解決策や協力体制の構築が急務となっています。
MURCに設置したCenter on Global Health Architectureでは、グローバルヘルスの課題解決に取り組んでいます。その取り組みのひとつとして感染症対策に取り組み、保健衛生や保健システムの向上に対して、デジタルヘルスやデータヘルスの持つ可能性に注目しています。
AINQAは、データ科学、AIなどの最先端技術を駆使し、世界中のヘルスケア関係者とともに感染症対策に関する効果的なデジタルソリューションの開発に取り組む企業です。
今回締結した覚書は、低・中所得国(アジア・アフリカ等)の感染症対策において、「予防」、「早期発見」、「対策」に加え、「予測」にも焦点を当てて、デジタルプラットフォームの導入に関するプロジェクトの形成に協力して取り組むことを主眼に置いています。本取り組みを通じて、両社は低・中所得国の人々の健康で豊かな未来の実現への貢献を目指します。

2.各組織の概要

AINQA Health Pte. Ltd.

AINQAはヘルスケア・エコシステムの構築を目指し、民間企業や国家レベルのプロジェクトに対してデジタルソリューションを20年以上に亘り提供してきたヘルステック企業です。国連の持続可能な開発目標である「すべての人に健康と福祉を」(SDGs3)、「産業と技術革新の基盤をつくろう」(SDGs9)、「パートナーシップで目標を達成しよう」(SDGs17)に向けて、ユニバーサル・ヘルスケアの推進を目的とした独自のイノベーションを提供しています。
ホームページ: https://www.ainqa.com/
Facebookページ: https://www.facebook.com/ainqahealth
Linkedinページ: https://www.linkedin.com/company/70877953/

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシンクタンク・コンサルティングファームです。東京・名古屋・大阪を拠点に、民間企業向け各種コンサルティング、国や地方自治体の政策に関する調査研究・提言、経営情報サービスの提供、企業人材の育成支援、マクロ経済に関する調査研究・提言など、幅広い事業を展開しています。
本件は、国際保健医療(グローバルヘルス)の課題解決を図る当社組織Center on Global Health Architectureが担当しています。
ホームページ: https://www.digitalsociety.murc.jp/globalhealth/architecture/index.html
Facebookページ: https://www.facebook.com/cgha.murc/
Linkedinページ: https://www.linkedin.com/company/25078975/

本件に関するお問い合わせ

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部/ Center on Global Health Architecture|小柴、森澤
〒105-8501 東京都港区虎ノ門5-11-2オランダヒルズ森タワー
E-mail: ath-ch@murc.jp

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