日韓における外国人労働者の受入れ―制度改革と農業分野の対応─

編著:深川 博史、水野 敦子
部分執筆:加藤 真
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  • 日韓両国は、少子高齢化などによる労働力不足に直面し、外国人労働者の受入れ拡大に向けて制度改革を進めてきた。しかし、外国人労働者の増加に伴い処遇改善などが課題となっている。特に高齢化の進む農業は外国人労働者への依存を深めており、受入れ継続への切迫感が強い。本書では、これらを日韓共通課題と捉え、その研究成果を収めている。
    コロナ後を見据え、在留期間長期化などの見直しが進められるなか、外国人労働者と協働する社会の構築に向けて、課題と克服の過程を隣国の経験から学ぶには、時宜を得た良書である。

書籍名
日韓における外国人労働者の受入れ―制度改革と農業分野の対応─
著者
編著:深川 博史、水野 敦子
部分執筆:加藤 真
発行
九州大学出版会
発行年月
2022/08
価格
定価5,280円(本体4,800円+税10%)
お求め方法
一般書店で販売(オンラインストアを含む)

目次

序言
総論 日韓における外国人労働者受入れの現状と課題

第Ⅰ部 日韓両国の外国人労働者受入れ制度の比較

第1 章 日韓の外国人労働者受入れの経過と現状
第2 章 韓国における雇用許可制の実態と日本への示唆
──「フロントドア」からの受入れでもみられるブローカー、入国前借金、厳しい労働環境
第3 章 特定技能制度と雇用許可制の比較──労働市場補完性と需給システムを中心に
第4 章 韓国の移住民と社会統合──農業移住民と結婚移民を中心に
第5 章 非熟練外国人労働者の受入れと韓国語教育

第Ⅱ部 日韓農業における外国人労働者の受入れ

第6 章 韓国の農業における外国人労働者の雇用に関する考察
第7 章 韓国農業における労働力需要の季節的変動への対応──外国人の短期雇用を中心として
第8 章 日本農業及び食品加工業における外国人労働者の現状
第9 章 日本の農業分野における外国人労働者の受入れ──熊本県阿蘇農業の繁閑差への対応

(注)部分執筆における弊社社員の執筆箇所
加藤 真:第2章