海外から見た日本のロボット産業・技術

2016/08/17 上野 裕子
ロボット
産業

「ロボット大国」日本

1970年代までの日本では、「ロボット」と言えば、未来や夢を感じさせる「鉄腕アトム」のような人間型のロボットを指していました。 しかし、その後1970年代初頭に米国から工場内で動くロボットが輸入されると、多くの企業が競って塗装や溶接、組立を行う産業用ロボットの開発に参入しました。 1980年代には日本は、家電、自動車、半導体等で世界最強の製造技術を確立し、工作機械等の専用機が電子化して「産業用ロボット」として一般化します。 その結果、世の中に実在している「ロボット」は「産業用ロボット」を指すようになりました。

産業用ロボットは、急速な経済成長を遂げる日本の労働力不足の解消と生産の効率化に大きく貢献し、我が国は ・・・(続きは全文紹介をご覧ください)

(当社発行『GLOBAL Angle』 2016.7 より転載)

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