【特別企画/全国 1 万人調査】一斉休校等による子どもの生活への影響と保護者の負担感

2020/06/02 尾島 有美
1万人調査(第1回)

1. 新型コロナウイルス拡大前後での子育て支援サービス等の利用状況の変化
新型コロナウイルス感染症の広まりを受けて、政府は2020年2月27日、「子どもたちの健康・安全を第一に考え、多くの子どもたちや教職員が、日常的に長時間集まることによる感染リスクにあらかじめ備える観点から、全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで、臨時休業を行うよう要請」を行った。これを受けて、3月上旬より、全国の多くの学校が休校となった。さらに、4月には緊急事態宣言の発出に伴い、対象地域では保育所等への登園の自粛や、緊急事態宣言下でも保育が必要な保護者を除いて臨時休園とする等の対応がとられることとなった。地域によっては2か月以上に及ぶ臨時休校・休園(以下、「一斉休校等」という。)が続く中、子どもの生活やストレスへの影響に加え、保護者の家事・育児負担の増大も懸念されている。そこで、本稿では、一斉休校等による子育て家庭への影響について、子どもの年齢や世帯の状況等によってどのような違いがみられるか、分析を行う・・・(続きは全文紹介をご覧ください。)

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