熱帯林保全を企業が後押し

2016/03/03 矢野 雅人
気候変動
森林

地球温暖化対策の新枠組みである「パリ協定」。そこに位置付けられた「REDD+(レッドプラス)」は、企業の社会的責任(CSR)の新たな活動オプションとなるだけではなく、ビジネスにまで発展する可能性がある。既に海外企業が、途上国の森林減少を抑制する取り組みであるREDD+に投資を始めている中で、日本の企業もその活動からもたらされるメリットについて検討する必要がある。本稿では、企業がREDD+の活用戦略について検討する際に必要となる基本情報を整理する。REDD+は画一的な取り組みではないため、すべての情報を網羅することはできないが、ここに示す情報を切り口として、その活用戦略が前向きに検討されることを期待したい。...(続きは全文紹介をご覧ください)

(時事通信社『金融財政ビジネス』2016年1月18日号より転載)

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