三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社（本社：東京都港区社長：藤井秀延）は、自治体の災害対応の経験・教訓を「伝える」「育む」をテーマとした阪神・淡路大震災20年特別企画ゼミナールを共催（主催：神戸大学都市安全研究センター、神戸大学社会科学系教育研究府）いたしますので、お知らせします。

本ゼミナールは、2014年12月19日、2015年1月23日の2回にわたって開催します。

１．開催概要

神戸大学都市安全研究センターRCUSSオープンゼミナール　ひょうご防災リーダーＯＢ公開講座阪神・淡路大震災20年特別企画自治体の災害対応の経験・教訓を「伝える」「育む」
日時会場参加費、定員	第1回	2014年12月19日（金）　14時00分～17時00分神戸大学百年記念館　六甲ホール参加費：無料（要申込）、定員：200名（先着順）
日時会場参加費、定員	第2回	2015年 1月23日（金）　13時30分～17時00分神戸国際会議場　国際会議室参加費：無料（要申込）、定員240名（先着順）
主催	神戸大学都市安全研究センター、神戸大学社会科学系教育研究府
共催	兵庫県広域防災センター、神戸市、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社

第2回は、神戸市・一般財団法人神戸国際観光コンベンション協会・公益財団法人神戸都市問題研究所主催「第8回災害対策セミナーin神戸」の「防災関係団体主催シンポジウム・セミナー」の一企画として実施します。

２．開催趣旨

阪神・淡路大震災から20年が経過し、被災した自治体では、震災当時の経験・教訓を伝えることが困難になってきています。また、単に一方的に伝えるだけではなく、伝えられた世代は、経験・教訓を生かして、次なる災害対応の在り方を検討し、自らの実となるものへと育んでいくことが求められています。特に以下３つの「伝える」「育む」ことに着目する必要があると考えられます。
①災害対応の核となる行政職員が世代を超えて経験・教訓を「伝える」「育む」こと
②災害対応を行う自治体職員のパートナーである市民が、世代を超えて経験・苦労・教訓を「伝える」「育む」こと（＝それを支援
するために行政が市民と協働で実施できること）
③災害対応時に共通して課題となることを解決できるように、世代や地域を越えて経験・苦労・教訓を「伝える」「育む」こと
　本ゼミナールでは、第1回で、上記の①に対応する話として、阪神・淡路大震災後の応急・復旧そして復興・予防の対応に係って来られた実務者・研究者の方をお招きして、行政職員が世代を超えて当時の経験・教訓を伝え、育んでいくための取り組みのあり方について検討します。
　そして、第2回では、上記②と③に対応する話として、阪神・淡路大震災の被災地と東日本大震災の被災地の双方から、同じく実務者や研究者の方をお招きし、地域や世代を越えて「伝える」「育む」ことの課題とその解決策のあり方や展望を考えます。
　2回のゼミナールを通じ、国内の大規模災害の被災地が一体となって、当時の災害対応の経験・教訓を「伝える」「育む」方法を検討し、この検討が、南海トラフ地震等の今後発生しうる大規模災害への備えとして、実行性のある災害対応体制の構築につながることを期待します。

３．特別企画　第1回　プログラム

テーマ：阪神・淡路大震災から20年：「伝える」「育む」ために必要な取り組み
日時：2014年12月19日（金）14時00分～17時00分
場所：神戸大学百年記念館　六甲ホール（定員200名）

申し込みはこちら（神戸大学のページへ）

基調講演	阪神・淡路大震災から20年を経て伝えていくことの難しさ　神戸大学名誉教授　兵庫県立大学防災教育センター長　室崎益輝
課題報告	教訓を伝えることに関する被災自治体職員の現状認識と課題　三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社　防災・リスクマネジメント研究室　主任研究員　平野誠也
取組報告	持続的・継続的に「伝える」「育む」ためにはじまった取り組み　芦屋市　都市建設部防災安全課長　柿原浩幸
パネルディスカッション	阪神・淡路大震災の災害対応から得た「伝える」「育む」こと　【コーディネーター】　　神戸大学名誉教授　兵庫県立大学防災教育センター長　室崎益輝　【パネリスト】　　神戸市　危機管理室　総務担当課長　藤重敏郎　　西宮市　都市局建築・開発指導部　開発指導課長　畑文隆　　芦屋市　都市建設部　防災安全課長　柿原浩幸

４．特別企画　第2回　プログラム

テーマ：地域・世代を超えて「伝える」「育む」ために必要な取り組み
日時：2015年1月23日（金）　13時30分～17時00分
場所：神戸国際会議場　国際会議室（定員240名）

申し込みはこちら（神戸大学のページへ）

特別講演	東日本大震災から３年：「伝える」ために始まった取り組みと今後の展望　気仙沼市長　菅原茂
基調講演	東日本大震災時の災害対応時における教訓と課題　石巻市　産業部長　木村伸
パネルディスカッション	持続的・継続的に「伝える」「育む」ための取り組みと今後のあり方について　【コーディネーター】　　神戸大学　社会科学系教育研究府（大学院国際協力研究科兼務）　　　特命准教授　紅谷昇平　【パネリスト】　　気仙沼市長　菅原茂　　石巻市　産業部長　木村伸　　人と防災未来センター　研究主幹　宇田川真之　　兵庫県　広域防災センター長　上り口豊　　芦屋市　企画部市長室長　今石佳太

５．お申込み方法

下記URLにアクセスし、専用WEBフォームにご入力の上、お申込みください。
お申し込みURL：http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/earthq20y.html
（※神戸大学のページへリンクします。）

本件に関するお問合せ

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
政策研究事業本部［大阪］　秋元康男、梨子本千絵子
〒530-8231 大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA
TEL：06-7637-1460

【お知らせ】 阪神・淡路大震災20年特別企画ゼミナール開催～自治体の災害対応の経験・教訓を「伝える」「育む」～

ニュース

【お知らせ】阪神・淡路大震災20年特別企画ゼミナール開催～自治体の災害対応の経験・教訓を「伝える」「育む」～