三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：池田雅一）は、こども家庭庁より令和6年度子ども・子育て支援調査研究事業の採択を受け、以下の事業を実施することになりましたので、お知らせいたします。

≪事業の概要≫

【課題番号：3】
障害のある小学生の放課後支援に関する調査研究

障害のある小学生の放課後の居場所の一つとして、放課後児童クラブが挙げられる。放課後児童クラブにおいては、障害児を受け入れているクラブ数及び利用している障害児数は年々増加している一方で、待機児童となっている障害児も増加傾向にあり、その背景には物理的な環境の問題の他、児童クラブ側の人的な受け入れ体制を構築することの困難さがあると考えられる。
特に過去の調査研究においても、専門的な知識や技術を有している人材の確保や、障害特性や発達に応じた支援の提供に課題を感じている自治体、事業者が一定数いることがわかっており、ノウハウの共有が求められる。また、他機関との連携に課題を抱えている事業所が多いことから、適切な情報提供や連携事例の共有が期待されている。また、放課後児童クラブと放課後等デイサービスとの並行利用や、双方向の移行支援が進んでいるため、インクルージョンの観点を踏まえた上で、両事業所間の連携のあり方について検討する必要がある。
本事業では、放課後児童クラブにおける障害児の受け入れや、放課後児童クラブと放課後等デイサービス事業所等の連携にあたってのノウハウや事例を収集し、自治体や放課後児童クラブ向けに障害児の受け入れに係るガイドを作成することを目的として、自治体、放課後児童クラブ、放課後等デイサービス等を対象としたアンケート調査及びヒアリング調査を実施する。

本件に関するお問い合わせ

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
コーポレート・コミュニケーション室　　杉本・竹澤
E-mail : info@murc.jp

令和6年度 子ども・子育て支援調査研究事業の実施について

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令和6年度　子ども・子育て支援調査研究事業の実施について