三菱UFJフィナンシャル・グループの総合シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社（本社：東京都港区　社長：水野　俊秀）は、このたび、文書化支援ツールで実績のある株式会社サン・プランニング・システムズ（本社：東京都中央区　社長：三谷　進、以下SPS社）との共同で、事業継続計画（以下BCP）構築支援ツール「BCPクリエータ」を開発し、2011年10月より、本ツールを使用したBCP構築支援サービスの提供を開始します。

東日本大震災以降、非常時における事業継続の信頼性に対して説明を求める取引先や株主が増加し、多くの企業がBCP構築の検討を始めています。しかしながら、独自にBCP構築を進める場合、プロジェクト管理がうまく進まない、ビジネスへの影響度や対応方法の文書化が面倒、構築後の文書の更新作業に手間がかかる、などが課題となり、BCP構築を断念するケースも少なくありません。

「BCPクリエータ」は、こうした課題に対応すべくSPS社と共同開発したツールです。上場企業800社に導入実績を持つSPS社の業務プロセス分析ソフトウェア「iGrafx」をベースに、当社が長年にわたって蓄積した知見・ノウハウをコンテンツとして搭載し、BCP構築を強力にサポートします。

本ツールを使用することで、（1）基本方針の策定、（2）リスクの分析、（3）事業への影響測定、（4）事業継続に必要なリソースの特定、（5）リカバリー計画の策定、（6）BCPマニュアルの作成、（7）従業員の教育・訓練といった一連のBCP構築プロセスにおいて、ツールに搭載されている各種テンプレート・事例・作成ポイントなどを活用・参照することができ、作業および進捗管理を網羅的かつ効率的に進めることが可能となります。
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「BCPクリエータ」によるBCP構築支援サービスを開始

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