生物多様性とくしま会議、徳島県、徳島大学環境防災研究センター、生物多様性協働フォーラム事務局（三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、兵庫県立人と自然の博物館、特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク）は、「第４回生物多様性協働フォーラム」を以下の通り開催します。

１．目的

企業、市民、行政、研究機関等、多様な主体の協働によって生物多様性の主流化に向けた取り組みが進んでいます。その動きを紹介し、新たな連携を生み出すため、昨年度関西において生物多様性協働フォーラムが開催されました。
関西におけるこうした流れを受け、生物多様性・生態系の恵みを関西に届けている徳島県において本フォーラムを開催し、関西と四国の生物多様性の架け橋をつくっていくためのしくみについて考えます。

２．開催主体

主催	生物多様性とくしま会議、徳島県、徳島大学環境防災研究センター、生物多様性協働フォーラム事務局（三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、兵庫県立人と自然の博物館、特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク）
協力	環境省、生物多様性民間参画パートナーシップ、大阪市立自然史博物館、滋賀県立琵琶湖博物館、生物多様性かんさい、株式会社三菱東京UFJ銀行
後援	関西広域連合（予定）、公益社団法人関西経済連合会、大塚製薬株式会社、日亜化学工業株式会社、株式会社阿波銀行、株式会社徳島銀行、一般社団法人徳島新聞社、四国放送株式会社、日本放送協会徳島放送局、とくしま環境県民会議、四国生物多様性ネットワーク、四国環境パートナーシップオフィス

３．開催概要

【テーマ】　『農・林・海』の場における生物多様性を維持・利活用し続けるためのしくみ

日時	2012年8月26日（日）13時00分～16時30分受付開始：12時30分
会場	徳島県教育会館　（徳島市北田宮1-8-68）
参加費	無料
基調講演	生物多様性保全の取り組みに対する評価と支援のしくみ近藤　竜二（滋賀銀行）
事例紹介	（1）「農業」の場における協働－ハス田に生きるカワバタモロコの保護・増殖活動田代　優秋（徳島県立佐那河内いきものふれあいの里ネイチャーセンター）（2）「海」における協働－”千年サンゴ”保全とまちづくり浅香　新八郎（千年サンゴと活きるまちづくり協議会）（3）「森づくり」の場における協働－「とくしま協働の森づくり事業」とカーボンオフセット大田　浩二（社団法人徳島県林業公社）（4）「流通」の場における協働－安全･安心な食の供給インターフェイスとしてのとくしまマルシェ田村　耕一（公益財団法人徳島経済研究所）
コメント	－協働の取り組みをつなぎ、拡げるために－【コーディネータ】　鎌田　磨人（徳島大学）【コメンテータ】　貞本　秀昭　（日亜化学工業株式会社）　渡邊　義也（大塚製薬株式会社）　宮川　五十雄（生物多様性かんさい）　西田　貴明（三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社／徳島大学環境防災研究センター）
統括と今後の展望	渡邉　綱男（環境省自然環境局局長）飯泉　嘉門（徳島県知事）

【お申し込み方法】

以下、webサイトお申し込み専用ページよりお申し込みください。
なお、自社・団体の生物多様性に関する取り組みを紹介したパンフレット等を会場スペースで展示・配布していただけます。ご希望の場合は、参加申し込みの際に「パンフレット展示・配布希望」欄で「希望する」を選択してください（ご応募多数の場合は先着順とさせていただきます）。

生物多様性とくしま会議

徳島での生物多様性の保護・保全・再生を目指す任意団体。20の市民団体・学識経験者・関係機関有志が連携し、情報や課題、立場の違いを共有しながら、それぞれが責任ある行動をとることのできるしくみづくりを行う。市民参加型のボトムアップによる徳島県版生物多様性地域戦略の策定に向けて、知事への提言・タウンミーティングの開催を実現。現在は、新しい公共の場づくりモデル事業において、市民団体が連携しながら生物多様性保全の担い手となる人材を育成するプログラムづくりに取り組んでいる。

URL：http://tokushima-kaigi.aicon-tokushima.co.jp/（外部リンク）
代表：新開　善二　鎌田　磨人
所在地：徳島市川内町平石住吉209番5号403（事務局：株式会社あいコンサルタント内）

徳島県

徳島県は、四国の東部に位置し、全面積の７５％が森林で、四国第２の高山である剣山の北方を流れる吉野川は、水源を高知県に発し、大歩危・小歩危の深い峡谷を作り、東流するにしたがって広く徳島平野を作っている。その平野部では、昔は藍の栽培で栄えたが、現在は米や野菜・果樹等の栽培が盛んで全国市場での信頼も厚い。また、県南部は太平洋、北部は瀬戸内海に接し、海・山・川の自然に恵まれた県である。
県では、自然豊かな県土を将来の世代に引き継いでいくため、平成23年度から生物多様性地域戦略の策定に向けた取り組みを進めている。策定にあたっては、県下10箇所でタウンミーティングを実施しており、市民提案型の取り組みとして注目を集めている。

URL：http://www.pref.tokushima.jp/（外部リンク）
知事：飯泉　嘉門
県庁：徳島市万代町一丁目1番地

徳島大学環境防災研究センター

徳島大学における地域の防災と自然環境保全に関する研究、地域に密着した活動を通して地域貢献を推進。（１）防災科学部門、（２）自然環境科学部門、（３）地域社会部門、（４）災害医療部門、（５）危機管理部門の５部門体制。地域防災に関する研究、地域の自然環境保全に関する研究、安全・安心な地域社会の形成に関する研究と地域支援に取り組む。

URL：http://envdp.ce.tokushima-u.ac.jp/（外部リンク）
センター長：村田　明広
事務所：徳島市南常三島町二丁目1番地

生物多様性協働フォーラム事務局

三菱UFJリサーチ&コンサルティング

三菱UFJフィナンシャル･グループの総合シンクタンク。東京・名古屋・大阪の3大都市を拠点に、国内外のあらゆる分野の課題に対応できる多彩な人材を配し、総合的な視点から、コンサルティング、政策研究、国際関係業務、マクロ経済分析、教育研修など幅広い事業分野において多様なサービスを展開。同社の基幹業務を担う政策研究事業本部は、国や自治体等の政策立案支援等の機能を持ち、地域に密着した企業や行政との幅広いネットワークにより、ソリューションとコンサルティングを提供。

URL：http://www.murc.jp/
創立：1985年10月
資本金：20億6千万円
代表者：代表取締役社長水野　俊秀
事業所：
［本　社］東京都港区虎ノ門五丁目11番2号オランダヒルズ森タワー
［名古屋］名古屋市中区錦三丁目20番27号御幸ビル
［大　阪］大阪市中央区今橋二丁目5番8号トレードピア淀屋橋
（2012年8月13日移転予定）【移転先住所】大阪市北区梅田二丁目5番25号　ハービスOSAKA

兵庫県立人と自然の博物館

愛称『ひとはく』。貴重な資料標本と優れた研究者などが核となり、生涯学習に機能的に対応できる「人と自然の共生博物館」を目指す。地域の自然・環境情報の一元管理をすすめ、それらを活用した自然・環境に関する総合的なシンクタンク活動を組織的に実践しており、行政・企業などから生物多様性に関する研究を受託するなど、地方自治体、民間企業の生物多様性活動の支援も積極的な活動を展開。

URL：http://hitohaku.jp（外部リンク）
館長：岩槻邦男
所在地：兵庫県三田市弥生が丘六丁目

特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク

環瀬戸内地域（中国・四国地方）自然史系博物館ネットワーク推進協議会がNPO法人化し、西日本自然史系博物館ネットワークと改称（2004年4月27日付けで認証）。21世紀の日本における自然史系博物館が社会に果たすべき役割の重要性と潜在的可能性を再認識し、自然史系博物館を活用した市民学習の支援、自然科学の振興、自然環境管理に必要な基礎情報の収集と研究、博物館と諸機関・諸団体との広汎な連携の構築といった諸課題を推進するとともに、併せてまちづくり、国際交流及び情報化社会の発展にも寄与することを目的として設立。

URL：http://www.naturemuseum.net/（外部リンク）
理事長：山西良平（大阪市立自然史博物館館長）
事務所：大阪市東住吉区長居公園一丁目23番

第４回生物多様性協働フォーラム 開催のお知らせ

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