三菱UFJフィナンシャル・グループの総合シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社（本社：東京都港区社長：水野　俊秀）は、東日本大震災直後から、シンクタンクの知見を生かした情報発信や復興に係る調査研究などを通じて、復興推進活動を実施しています。

なかでも、気仙沼市については、震災復興計画の策定支援をはじめとして、多岐にわたる活動を実施してきました。その一環として企業の誘致促進により、気仙沼の産業の創造的振興を目指す「ゴーヘイ！気仙沼の会」を立ち上げました。

11月27日には、当社において「水産加工業の早期復興と食品産業の集積地を目指して」と題して、第２回「ゴーヘイ！気仙沼の会」を開催、食品業界を中心に約100名に参加いただき、会場は満席となりました。

冒頭、菅原茂気仙沼市長から、着々と進んでいる気仙沼の復興状況について報告がありました。続いて市職員から、日本一活気溢れる水産都市を目指す気仙沼の水産業の現況と優位性についての概説、さらに、2013年秋に完成する水産・食品団地の概要と優遇制度について詳しい説明がありました。（別添資料ご参照）

後半では「気仙沼『鹿折』」発　復興への挑戦」と題して、「気仙沼鹿折加工協同組合」の川村賢壽理事長、臼井弘副理事長、中井英一顧問によるパネルディスカッションがありました。新たに組合を結成し、地下水給水施設、排水処理施設などを共同利用することで、コスト削減を図るとともに、国際市場への進出も念頭において、売り上げの拡大を目指しています。震災後、攻めの経営こそ最大の防御であると、力強く立ち上がってきた組合員の方々の心意気が伝わる内容でした。

気仙沼市長をはじめ市職員の熱意と、「気仙沼鹿折加工協同組合」の前向きな迫力、参加者の気仙沼への関心があいまって充実した会になりました。

「ゴーヘイ！気仙沼の会」は、引き続き、気仙沼の産業の創造的振興を目指して、セミナーの開催やメルマガによる気仙沼情報の発信をしてまいります。

本件に関するお問合せ

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第2回ゴーヘイ！気仙沼の会「水産加工業の早期復興と食品産業の集積地を目指して」を開催

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