あらゆる領域の専門家が柔軟にコラボする「Oneチーム」がユニークな価値を生み出す
社会課題の解決に真正面から取り組むことが「本業のど真ん中」
事例紹介：国立大学未来社会構想コンソーシアム運営支援
事例紹介：宇宙領域に対する産官学をつないでの貢献
事例紹介：食農循環プロジェクト

あらゆる領域の専門家が柔軟にコラボする「Oneチーム」がユニークな価値を生み出す

社会は、企業や市民社会といったさまざまな主体による大きなエコシステムであり、相互に関係しあう難しい課題を抱えています。当社は、こうした課題に多面的な角度からアプローチできる専門家や、アクセスのためのリソースを幅広く備えています。

当社には、シンクタンク、コンサルティング、経済調査など、各分野の多彩な専門家が700名以上所属しています。こうした専門家たちが、それぞれの強みを生かし、テーマや案件に応じて、横断的にチームを組成します。

コラボレーションの土台にあるのは、当社のシンクタンク・コンサルタントのメンバーが共有する「社会をより良くしたい」という高い視座や志です。政策研究、コンサルティング、経済調査、人材育成など、主とするフィールドは異なるものの、それぞれの分野を通じて、日本の社会全体、産業全体への視野を培い、課題解決のために力をあわせます。

また、当社は社内組織間の連携強化にも注力しています。知識研鑽のための社内学会、新規テーマのためのバーチャル組織、異なる組織間での協働を推進するための専門組織などの存在が、社内の「縦・横・ななめ」のネットワークを強固にしています。

「ひとつの会社内にこれだけ多彩で専門性の高いメンバーがいて、独自のチームが組めるのか」と思っていただけるような仕事をする。専門家の多様性を結集して新たな価値を生み出す。そんな仕事を目ざしています。

社会課題の解決に真正面から取り組むことが「本業のど真ん中」

当社は、企業や行政の課題解決策を立案するにあたって、自社が推奨する特定のサービスやプロダクトに落とし込むようなことはいたしません。いかなる場合でも、課題そのものに向き合い、実情を分析し、「ベストソリューション」をご提案します。

続いて、当社の専門家が組織横断チームを立ち上げて取り組んだ、代表的なプロジェクトをご紹介します。

事例紹介：国立大学未来社会構想コンソーシアム運営支援

当社のコンサルティングは、個々のお客さま企業への支援にはとどまりません。よりよい社会・産業を目ざした「仕組み」のデザインにも取り組んでいます。長期・マクロ視点での将来予測を行うエコノミストや、多様な専門性を持つ研究員、企業経営を熟知したコンサルタントの協働が、それを支えています。

一つの例として、国立総合大学が主宰する未来社会構想コンソーシアムのファシリテーション業務をご紹介します。産学連携コンソーシアムの事務局として当社が参画し、各業界のリーディングカンパニーと共に未来社会を構想するプロジェクトです。ここでは、地域社会や産業に潜む「根深い問題」にフォーカスして、企業が単独では解決が難しい課題を、企業間連合・産官学連携を通じて解決を目ざすような未来社会の姿を、ワークショップを通じて導き出しました。

テクノロジー・政策・アカデミックな知見・企業戦略……と、あらゆる分野の知見やネットワークが要求されるプロジェクトでしたが、シンクタンクの研究員、コンサルタント、三菱UFJフィナンシャル・グループのファイナンスなどの知見や顧客リソースを含むネットワークを生かしたサポートによって、お客さまの目的達成を支援しました。

事例紹介：宇宙領域に対する産官学をつないでの貢献

当社は、時代をリードする新しい産業に常にアンテナを張っています。新産業の創造には多くの取り組みが求められます。たとえば、産業政策の構想、法律の整備、これらのためには先端技術や諸外国のリサーチなども必要です。そして、最終的には企業の取り組みが世の中に大きなインパクトをもたらしていきます。シンクタンクとコンサルティングの両機能を有し、さらには金融機関と近い関係にある当社は、一連のプロセスへの関与が可能であり、特に新産業への貢献は社会的なインパクトも大きいものです。

一つの例として、近年目覚ましい成長を遂げる注目領域である「宇宙領域」への取り組みがあります。官民双方への知見とリレーションを持つ当社の特長が発揮されたプロジェクトとも言えます。月面探査技術の検討委員会メンバーである当社の研究員がESG・SDGsへ着目する民間企業動向を提起したことをきっかけに、コンサルタントがJAXAとの共同案件に取り組んでいます。本案件にはファイナンス（金融）の視点も多分に含まれており、新産業立ち上げにおけるコンサルティングの新たな貢献モデルと言えるでしょう。

宇宙産業は各業界の先端技術が集結する「究極のマルチコラボレーション（協業・協調が求められる）産業」です。当社は、この分野における知見や人材を社会全体で流通させることにも貢献していきます。

事例紹介：食農循環プロジェクト

当社では、企業をはじめ研究機関や行政機関などさまざまなステークホルダーをつなぐハブの役割を担うことで、イノベーションのきっかけを作り出すことも行っています。その一つが、コンサルティング部門とシンクタンク部門が協働して取り組む食農循環プロジェクトです。

詳細は社員や関係者へのインタビュー記事をご確認ください。
「地域の持続的発展へ「食農循環」が今と未来をつなぐ」

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