景気悪化を受けて注目が集まるトルコの統一地方選

2019/01/09 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済

○トルコ景気は通貨危機に伴うインフレ高進を受けて悪化しているが、トルコ中銀はリラ相場を下支えする観点から政策金利を高水準で据え置いている。

○当面の注目材料は3月31日実施予定の統一地方選。仮に三大都市の市長選で与党・公正発展党がポストを失った場合、リラに再び強い下落圧力がかかると警戒される。

○投資家のリスクセンチメントが悪化している中で、リラ下落は新興国全般の通貨不安につながる危険性がある。新興国のドル建て債務も高止まりしており、通貨安が信用不安につながるリスクに注意したい。

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