2024年夏のボーナス見通し~企業の好業績と人手不足を背景に増加が続く~

2024/04/09 小林 真一郎、丸山 健太
ボーナス見通し
国内マクロ経済
  • 2024年夏の民間企業(調査産業計・事業所規模5人以上)のボーナスは、前年比+2.9%と3年連続で増加が見込まれる。好調な企業業績と堅調な雇用情勢が追い風となり、前年から伸びは拡大しよう。
  • 支給労働者割合は80.1%(前年差+0.1%ポイント)と前年と同程度となるだろう。同割合はコロナ前の水準を回復できないものの、雇用者数が過去最多を更新する中、ボーナスが支給される事業所で働く労働者の数は4,094万人(前年比+1.5%)と、2年連続で過去最多を更新する見込みである。
  • 一人当たり支給額と支給労働者数の増加を受け、ボーナスの支給総額は16.7兆円(前年比+4.4%)と3年連続で増加しよう。支給総額の増加率は物価上昇率を上回り、個人消費の回復を後押しすることが期待される。
  • 2024年夏の国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)のボーナス(期末・勤勉手当)の平均支給額は65万9,500円(前年比+3.5%)と前年夏に続き、大きめの増加が見込まれる。日本経済のコロナ禍からの回復の影響が、民間からやや遅れて公務員の賃金に反映され、基本給、ボーナス支給月数とも引き上げられるとみられる。

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